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対応工数の削減(生産性向上)

ここではコンタクトセンターの対応工数削減(生産性向上)について、効果があるソリューションや改善事例を紹介します。

目次

コンタクトセンター(コールセンター)で対応工数がかかる業務(削減できる業務)

オペレーターの負担が大きいコンタクトセンターですが、中でも対応工数が多い業務は次の3つです。

コンタクトセンターのオペレーターは問い合わせに忙殺されるケースが多く、状況次第では他の業務に手が回らないことも。また、問い合わせ内容をまとめるなど、事務作業もこなす必要があります。

一方、これらの業務は自動化や簡略化が可能です。ツール・システムを活用し、オペレーターの負担軽減に取り組んでみましょう。

生産性向上に効果があるソリューション・方法

コンタクトセンターの生産性向上に効果的なソリューションは以下の4つです。

チャットボットやボイスボット、IVRを導入すれば、問い合わせ対応の一部を自動化できます。オペレーターの対応件数を削減できるでしょう。音声認識ツールは、音声をテキスト化するツールです。顧客の通話内容を自動で文章化するため、電話対応時の負担を軽減できます。

また、以下の方法もコンタクトセンターの生産性向上に寄与します。

複数の手段を組み合わせ、コンタクトセンターの生産性向上を目指しましょう。

工数削減をしたいなら
アウトソーシングで解決を

コンタクトセンター業務の工数を削減したい場合、コストを抑えて生産性を向上できるアウトソーシングも視野にいれて検討しましょう。
当サイトは、コンタクトセンターのアウトソーシングを考えている担当者の方向けに、事業フェーズに合わせたアウトソーシング先の選び方を整理し、さらにそのポイントに沿ったおすすめの会社をまとめたサイトです。
大切な顧客との接点だからこそ、信頼できるパートナーを選んでください。

生産性向上した事例

業務効率化と品質担保に成功

導入前:事務処理やデータ処理が問題に

全国労働者共済生活協同組合連合会(全労済)は、火災共済制度の改定に伴う事務処理の効率化や、個人情報を含む大量のデータ処理が問題になっていました。

また、電話対応の品質の担保にも悩まされていました。

導入後:各業務に特化したシステムを構築

一連の問題を解決するために、全労済はトランスコスモスへ相談。事務処理など各業務に特化したシステムを構築し、専門チームを配置した結果、事務・電話業務の相互連携による業務効率化を実現しました。

また、電話対応のマニュアルを作成し、研修で共有するなど、対応品質の向上にも取り組んでいます。

参照元:トランスコスモス公式HP(https://www.trans-cosmos.co.jp/customercase/customer/zenrosai.html

AIの活用で応対効率が向上

導入前:動線が大きな問題になっていた

ブロードバンド・モバイルサービスを手がけるQTnetでは、顧客がWebサイトで調べてからコンタクトセンターに電話するパターンが多く、顧客に知りたい情報を提供する動線の確保・整備が課題になっていました。

また、オペレーターの応対スキル育成へ注力したい一方、業務の平準化・効率化に悩まされていたそうです。

導入後:AIなど複数のチャネルを導入

問い合わせの動線整備のために、QTnetはアルティウスリンクに相談。AIチャットボットなど複数の利用チャネルを設けることで、オペレーター1人が複数の顧客に対応できる環境を整えました。問い合わせの自己解決率が向上すると同時に、応対効率・コスト削減も実現しています。

また、AIを社内で活用してオペレーターの育成・労働環境整備に取り組むとしています。

参照元:アルティウスリンク公式HP(https://www.services.altius-link.com/case/ict/qtnet/

支援してほしい課題で選ぶコンタクトセンターの外部委託サービス特集

ここでは、課題抽出・体制構築や、生産性向上など外部委託で解決できることを整理し、的確なソリューションを提供できる実績のある外部委託(アウトソーシング)先を紹介しています。貴重な顧客との接点であるコンタクトセンターだからこそ、信頼できる企業を選びましょう。